存在価値について
前回の記事から2ヶ月以上経ちます。
その間、入院していた89歳になる父が在宅復帰し、本格的な介護生活が始まっていました。
それまで父と母は二人暮らしでしたが、退院後は二人暮らしが難しい状態となりましたので、介護保険サービスを利用しながら、ヘルパーさんなどたくさんの人のサポートを受けて生活しています。
それにしても本当に全てがありがたい。。日本の福祉制度はマジで凄すぎますね。感謝しかありません。
ところで話は変わりますが、最近の探求テーマのキーワードのひとつに「存在価値」というものがあります。
この「存在価値」というのは、私たち一人ひとりが生きていくために必要な概念、幼い頃に自分で決めてしまった概念でもあります。おそらく地球で生まれてきて、ほとんどの人が体験している概念だと思います。
そもそも多くの魂が、ネガティブ遊園地と言われるこの地球に生まれてきてやりたい体験が、「存在価値」を手放し、「存在愛」であったことに気づくこと、だと言われています。
存在価値とは、自分で自分をどう見積もっているのか?
存在を肯定するエネルギーか?存在を否定のエネルギーか?物差しのようにして自分を計る概念です。
私たち人間は、この自分自身の「存在価値」を、周りにいる大切な人やお金や物などに投影する、というシステムを無意識レベルで幼少期から作り上げています。わかりやすいのが、自分の両親、配偶者、子供、お金です。
私の場合は、介護生活を通して、自分の両親に自分の存在価値を投影していたことに気づきました。
この概念が外れると、とても楽になります。
無理して頑張らなくても、自然と周りに影響されず、自分のことに意識を集中することができます。
結果、直感力が磨かれるし、心の声が聞こえてくるようになります。
人間が持つ「存在価値」ってなんなのか、探求するのも面白いです。