いかに力を抜いて生きるか
私は子供の頃、よく、ぼーっと窓の外を眺めていました。
とても居心地良くぼーっとしていたら、友達から、「どっかにいってるー!(笑)」と言って声をかけられて、ぼーっとしてた時間を中断。
行動もゆっくりだったし、人のスピードについていけず、周りのペースに合わせることに必死だった子供時代でした。
今思えば、ぼーっとしていた時間は、自分とつながって瞑想していたような時間だったのだと思います。大好きなひとときでした。
大人になり、妻になり、母になり、子供の人数が増えるにつれて、生きづらさを感じるようになり。
生きづらさの世界が限界点に達した先で出会った意識の世界。瞑想の世界。
その世界に出会って、子供時代に体験していたあのぼーっとしていた時間がまさに、ありのままの自分と繋がる大切な時間であったのだと、わかりました。
ぼーっとしてた私、ゆっくりマイペースな自分は、周りと違っていてだめな自分だと、誤認識してずっと自分を責めていたけれど、本当はそうではなかった。
幻想は、ここにもあったのです。
周りに合わせて、急いで、よく考えて、時間とたたかいながら生きてきました。
遅いことが悪で、早いことが良い。
そんな地球の概念が、どれだけ生きづらさを生んでいたことでしょうか。
自分と繋がってありのままで生きる世界には、遅いも早いもない。
全てが自分のために、都合よく、丁度よく、合わせてくれる世界がそこにはあるのです。
不思議だけど、本質の世界は、そうやってできているのです。