思い通りになって欲しいのに、うまくいかない「罠」①

潜在意識のひもときをしている時に、ついつい陥ってしまいがちな罠があります。

それは、結果(現実)に執着しすぎる、ということです。

 

願いを叶えたいがために、思い通りの結果(現実)になっているかどうか?
自分の行動や現実を見て振り返り、チェック、評価、ジャッジしていないでしょうか。

BeHappyメソッドでは、これらを「裏メソッド(略して裏メソ)」と呼んでいます。

 

裏メソをしているときのエネルギーって、愛と感謝のエネルギーではないんですね。
罠に入り込んでしまって、全然願いは叶えられない、苦しい現実を創ってしまいます。

 

願いは、ふとした時に軽〜い気持ちで放ち、忘れるくらいのエネルギーの方が、ポンっと叶うんですね。
忘れるくらいがちょうどいいと言いますが、忘れるとは、執着していないから忘れるんです。だから叶う。
こだわりすぎない。これ、とても大事です。

 

逆にこだわってしまう状態とは、どういうことでしょうか。
ちょっと考えてみてください。
何かにこだわっている時のエネルギーって、どんな感じになっているか?イメージしてみてくださいね。

 

もっと〇〇するべき
もっと〇〇した方がいい
どうして変わらないの?

こんな言葉が出てきませんか?

 

ちなみに私は、子どもの頃からめちゃくちゃこの辺のエネルギーを強く持っていて、いつもストレスでしたよ(笑)

 

 

「こだわりが強い状態」というのは、思い通りにコントロールしたい気持ちがある時だと考えています。

もっとこうなってほしい!
もっとこうしてほしい!
現実を変えたい!

 

この時に「力」を使って、無意識に、相手を思い通りにしようとする、支配的な強いエネルギーが入っている場合、苦しくなってしまいます。現実が変わらないことで、無意識に自分を責めているのです。
こういう状態は、当たり前すぎてなかなか自覚しにくいものです。

なんで私のいうことがわからないの!!!みたいな怒りや焦り、イライラなどの感情がある場合は、大体「思い通りにコントロールしたいけどできないから、イライラしている」エネルギーと思っていいかもしれません。

 

 

欲求とは、とても大切な願いです。
もっとこうなって欲しいと思うし、こうして欲しいと思う。
こうであったらいいなと切に願う、大切な大切な願い。
わがままでもなければ、自己中心的でもないんです。
願いを持つことを、自分自身に許していいんです。
願いこそが、平和であり、幸せに生きる道しるべですから。

 

ただ、それを無理矢理、人や現実を変えようとする「力」のエネルギーが入ってくると、真逆になってしまって全く違うんです。

 

本来、願いを許すエネルギーとは、愛であり感謝のエネルギー。
統合する温かい愛と調和のエネルギーです。
私たちに対して、頑張らなくていい、ありのままの存在でいいんだよ、と教えてくれてる出来事なのです。
これに対して真逆のエネルギーが、分離のエネルギーといって、力を使って思い通りにコントロールしたくなるエネルギーです。

 

こだわって執着している時というのは、後者の分離のエネルギー(力を使って思い通りにコントロールしたくなる状態)であることがほとんどではないでしょうか。
こういうエネルギーの時は、ストレスが増幅します。。。
結果、うまくいかないし願いも叶えられません。

もしそうなってしまう理由は、現実が「鏡」である自分自身の投影であることを、忘れてしまっている可能性が高いです。
現実は「鏡」であることを思い出し、自分自身の内側を理解するのです。
すると必ず答えは出てきます。
そこになんらかの概念(思い込み、信念、人生設定)が組み込まれているからです。

 

自分の投影である「鏡」であることを理解し、こういった概念や思い込みを外していくと、また一つありのままに戻り、愛と調和のエネルギーに戻っていきますから、結果的にそういったネガティブな出来事をギフトとして変換し、受け取ることができます。
そして知らず知らずのうちに感謝が湧いてくるので、結果、願いが叶えられる周波数になり、現実は願いを叶えてくれるのです。

 

このからくりを体験すると面白いですよ。
潜在意識をひもとくことで、いろんなことが見えてきます。
視野が広がります。
どんどん愛を思い出すことができて、どんどん愛の世界へパラレルできます。
自分を大事にした結果、世界は優しかったんだ、と気づくことができますよ。