子どものゲーム問題

最近は連日、小学生の子供たちとマリオカートにはまっております。私ができるのはこれだけ(笑)

 

私は、子供の頃からゲーム禁止の家庭だったのでゲームで遊んだ経験がなく、我が子にもゲームを持たせることはとても抵抗を持っていました。夫がゲームをすることに対しても、やめて、と言っていました。

 

子供3人にゲームを許し、Switchを買ってあげたのは、今から1年半くらい前でしょうか。長男小4、長女小2、次男年長、それぞれの誕生日祝いにプレゼントしました。

 

当時私が持っていたゲームに関する概念は、「ゲームは悪」「バカな人間になる」というものでした。以前は、今よりももっと子供を無力に見ていたし、ゲームそのものもバカにしていました。両親がそういう考え方だったので、それをそのまま引き継いでるだけですが。。。

 

 

でもゲームの実際って、どうなのでしょうか?

まずはそこを知ることから始まりました。子どもの頃からゲームを親と一緒に遊んでいた人の話を聞きました。

仮想現実の中で、いろんな人と出会い、場所を問わず世界各地でコミュニケーションをとることができること。

仲間と一緒に共通のものを生み出したり、作ったり、育てたり、戦ったり。子どもの頃に日常ではできない体験を、非日常のゲームの世界で多感に体験できた学生時代。

ゲームによって救われた引きこもりの子供もいるかもしれないし、自殺を防ぐ機会になってる可能性もある。

多次元の世界を一瞬で捉える力は、大人では到底追いつけないほどの、高度な判断能力である。

 

そんな話を繰り返し聞いてきました。自分の生きてきた世界観では知らないし気付けない範囲の、貴重な学びでした。視野が格段に広がりました。自分が持つ狭い観念の中で生きてきたんだなあと思いました。

 

それからは、ゲームに熱中する子供は全く無力ではないのだなあ。尊敬すべき存在なんだなあと思うようになりました。一緒に子どもとワイワイはしゃぎながら遊ぶことの楽しさを知りました。

 

 

我が子は小学校ではなく、フリースクール希望で通いはじめて、1年以上経ちます。フリースクールでもゲームができる時間はあるそうですが、帰ってきてからだったり、休みの日は一日中ゲーム三昧。

一応、見守り設定などしてますが、毎日のように時間オーバーでやってます。(汗)ですが、遊ぶ時間を細かく管理することはやめました。子供達が自主的にやめる時期が果たして来るのかどうか?ゲームよりももっと面白いことがあることに、自ら気づけるのか?どんな大人になるのか?どんな仕事をするのか?見ものです。

 

私が子どもたちに望むことは、ただ一つ。

自分だけにしかない幸せな生き方を見つけて、それを実践してほしい。

です。

 

幸せになる答えは、先生や親が持っているのではなく、その子どもの中にあるはずです。大人はそれを信じ、必要な時に助言をするだけです。