自分を知るための、とある法則

私がこれまで内観をして、自分を知り、結果的に現実が変わって見えた時に使っていた、とある法則を今日はシェアしようと思います。

自分を知るときに、とってもとっても役立つ素晴らしいメソッドです。
このメソッドは、私のコーチである永井幸代氏(通称ゆきちゃん)が、下ろしたメソッドです。
この法則が本当に正しいものかどうか何年もかかって検証してきましたが、真実であるという確信になったため、今回こちらのブログでもシェアしようと思います。

 

 

では、まず、こちらの写真を見てみてください。

人の絵が、3人、書いてあります。
(左側)ありのままで100%本当のハートの自分
(中央)思考の自分
(右側)苦手な人、モヤっとイラッとする人など(現実や環境、お金なども含まれます)
を表現しています。

(左側)のハートの自分と(中央)の思考の自分は、2種類合わせて「自分」として、私たちは生きています。
(中央)思考の自分とは、〇〇しなければならない〇〇でなければならない
などといった、いわゆるエゴと言われる思考の部分です。

そして最も大事なポイントが、(A)と(B)で記している矢印部分です。
この(A)と(B)はスタンスが「(A)🟰(B)」で「同じ」になります。

 

例えばですが、職場でよく怒られたり責められることがあって、いつも落ち込んでいる人がいたとします。
その人は、(右側)の人から「責められる」という現実を創っています。→ スタンス(B)

この現実を創っている要因として、その人の内側で何が起こっているのかというと、(中央)思考の自分が、(左側)ハートのありのままの自分を「責めている」状況になっていると、考えられます。 →スタンス(A)

スタンス(A)🟰 スタンス(B)。つまり(A)と(B)は同じ。

責められていることで、その人は嫌だなあというネガティブな感情が出てきたとします。それは、ハートの自分に対しても同じように、思考の自分が責めているんだよ、ということを教えてくれる大切なメッセージでありギフトでもあります。

 

ということは、逆算して考えると、自分で自分を責めているスタンスをとっているので、周囲からも責められる現実を創っていることを知る、というのが自分を知ることの大切さになります。

 

ではなぜ、この場合、そんなに自分で自分を責めてしまうのでしょうか?

ここに、【概念】(いわゆる思い込みや決めつけといった、自分の中で、確信レベルで信じている価値観)が存在するんですね。
この概念というものは、ほとんどが、幼少期に家庭の中で出来上がった価値観がほとんどになります。

そしてこの概念のほとんどが、両親が持っている価値観をそのまんま無意識に引き継いで、潜在意識にしまい込んでいるものになります。

もしかすると、責めることで人は成長するという概念が、両親にとっての愛情表現だった、とか。
責められる時間が、唯一の親と関わることができた時間だった、とか。
責められて、頑張って乗り越えたら、周囲から評価され認められた、とか。

 

責められたことで何らかのメリットがあった場合、深いところにその概念が潜在化していると、どうしてもこのような形で、責められる状況をどんどん創り出してしまうという理由があります。。。

 

この場合、とっても苦しいし辛い状況になると思うのですが、この概念に気づいて腑に落ちる体験を、自分の中で繰り返しすることで、だんだんと気にならない状況になっていきます。

 

潜在化している概念というのは、気づいて顕在化するだけで気にならなくなるんですね。
そして内側の感情も変化するため、自分から放つ周波数(エネルギー)も変化し、人から責められるという状況が起こらなくなっていきます。

または、責めてくるような環境を、無意識に選ばなくなってることも考えられます。

 

これが、現実を変えるという意味になります。つまり概念が外れれば、その出来事は起こらないし、また起こったとしても気にならなくなるなんですね。

 

人を変える、環境を変える、というのは難しいと思いがちですが、自分自身の概念に気づくだけで、不思議と人や環境は勝手に変わる場合もあります。
不思議なことですが、全て、周波数による影響だと言われています。目に見えないものの存在によって、こんなにも私たちの生活は、動かされていると言えるのです。

 

いやー、ほんっとに世の中、面白いですねえ。。。

ぜひ、このメソッドを使って、内観してみてくださいね。
思考のあなたは、ハートのあなたに何て言ってるのでしょうか?
ネガティブな感情が動いた時こそ、ギフトですよ。

 

 

2022/05/02追記:

現実を変える、とは、自分の都合で人や環境を変えるという意味ではありません。それは現実をコントロールしたいエゴによる執われですね。全く別物のエネルギーです。

自分の捉え方や在り方が変わることで、同じ出来事でも見え方が変わるという意味です。また、今回の責められる例で言うなら、自分が責められる環境を選ばなくなることで、責められない現実へとシフトするかもしれません。

都合よく相手を変えるわけではないので、誤解なきようよろしくお願いします。。。