嫉妬でわかる、私のこころ
今回は「嫉妬」という感情からわかることについてお話ししたいと思います。
中学生と高校生の子供を持つ母Aさん(40代)。高校生の子供さんが、お知り合いの女性からプレゼントをもらいました。
とっても嬉しそうに喜んでいる子供さんの様子を見て、本来なら素直にその女性に「ありがとう!」と娘さんと一緒になって、Aさんも伝えたいところでしたが、なぜか素直に感謝できず、「私はこんなに娘を喜ばせてあげられないな…」とモヤモヤした嫉妬の感情が湧き出てきたそうです。
このモヤモヤした気持ち。
羨ましいな… とか、どうせ私にはできないな… とか、母としての無力感、無価値感、寂しさ、悲しさ、絶望が出てこられたAさん。
できればそんな気持ちって感じたくないし、味わいたくない。人に伝えるなんてもってのほか。
だから、自分の内側にあるその感情に蓋をして無かったことにして、自分を大切に守りますよね。
だけど守ることもとても重要で、必要だから守る。必要だからそれをやっているんですね。なので、そのままで大丈夫なんですよ。
でももしある時期がきて、そろそろ気づいても大丈夫かな…?
そんな風に感じた時は、ぜひ、その内側にある蓋の存在に気づいてあげて、自分にもそんなネガティブな感情が眠っていたんだなあということを、認識してあげる許可を出してあげてみてください。
そしてもし、できるようであれば、自分の中にある無価値感や無力感、寂しさ、悲しさ、絶望というネガティブな感情を、一度、味わってみることをやってみて欲しいと思います。
人は、感情を認識して味わうと、その感情から解放されるという潜在意識が持つ仕組みがあるからなんですね。
大自然の中に身を置いて味わうことで、さらにその解放が加速されることもあるでしょう。
ただし、無理矢理やろうとするのではなく、時の流れに身を任せることも大切な在り方だと思いますよ。逆行しないイメージですね。
解放とは、現実を変化させるためのステップです。
ありのままのあなたは、一体なにを望んでいるのでしょうか。
心を空っぽにして、ともに思い出していきましょうね♪