霊厳洞で、宮本武蔵を感じた時間

先日行ってきたのは

宮本武蔵が晩年過ごしたとされる

霊厳洞(熊本市金峰山の近くにあります)

 

観光スポットとしても有名だそうです

 

 

武蔵は晩年、その場所で籠もって

かの有名な五輪書を書いていたとのこと

 

(武蔵は、細川氏から呼ばれて熊本に来たのに

一年もしないうちにその細川氏が亡くなられたことが

ショックで霊厳洞に籠もった、

というお話しもありました)

 

 

 

その霊厳洞へ入ってお参りをさせて頂いた後、

中央部にある大きな岩にもたれかかって

少しの時間、瞑想を行いました

 

 

そこで主に感じたものは

 

死への恐れ

病への恐れ

老への恐れ

 

 

もしかすると晩年、武蔵も感じていた?であろう?

その何とも言えない、重い感覚

 

 

その恐れは、おそらく

私自身の中にこそある、感情

 

とはいえ、

霊厳洞を囲む木々から差し込む

冬の木漏れ日をかすかに感じながらも

 

その恐れという重みを味わいつくす時間は

何とも贅沢な時間でして

 

 

そこ数分間、味わいつくすと

その重みは、すーっと軽くなり

 

ありのままの私と

今の私が一体となってつながる瞬間を

感じたのでありました

 

 

そしてそのつながりが、愛へと変わる

その不思議な感覚も、確かにそこにあったのですね

 

 

その時ガチガチになっていた体でしたが

帰り際運転しながら、何故か込み上げてくる涙を出し切り

 

(ああ、なんて美しい涙だー、と1人で思いつつ)

 

ふと体に意識を向けると

ガチガチの肩こりがスーっと無くなって

軽くなっていたのも、事実でありました

 

 

感情がそこにあると認識することから、癒しははじまる

と、アーユルベーダでは言われてるそうですが

本当にそうなんだなと、共感体感するひとときでした