私たちは、本当の愛を知らない

私たちは、本物の愛の本質を知らないで育っていると感じます。

精神世界では、愛の本質は「存在愛」と呼ばれるもの。

ただここにいるだけで、私たちは愛そのものである、と言われているのです。

 

だけどこの物理世界では、愛情表現を行動と結びつけている、というのが概念として常識となっています。

この概念のことを、愛=行動、と表現してみます。

 

例えば私の場合は、

愛=助ける
愛=話を聞く
愛=目を見て話す
愛=ご飯を作る
愛=送迎する
愛=返事をする

etc….

 

人によって、この行動の部分は色々あって違ってきますが。

この愛=行動の違いが、いわゆる価値観の違いであったり、性格、個性であったりします。

 

育ってきた環境が違えば、愛=〇〇(行動)が人によって全く異なるというのは、当然のことですね。

 

夫婦喧嘩、親子関係、人間関係でうまくいかないなど、ほとんどのいざこざは、この愛=〇〇(行動)の〇〇の部分の違いが、発端となっています。

 

だから、自分が、愛になんの行動をくっつけているのか?これを、自分が知る、ということがとても大事になると感じています。

 

知るきっかけとなるタイミングは、相手に対して、ムカついたり悲しくなったり、モヤついた時が、絶好の「自分を知る」タイミングです。

 

本当は、相手にどうして欲しかったのか?
本当は、相手になんて言いたかったのか?

時間を過去にタイムワープして戻り、その時の感情を思い出し、自分に問いかけます。
それによって、自分が持っている「愛=〇〇(行動)」を知ることができます。

 

感情が動いた原因は、ただ、その概念に「反応」した「状態」があるだけです。
本質は、誰も悪くないし、誰も責めなくていい。

さあ。
あなたにとっての概念:愛=〇〇(行動)って、なんでしょうか?
たくさんあるかもしれないので、ぜひゆっくり、感じてみてくださいね。